Citroen GSA-1981年式はここが腐る、錆びる-番外編


後日談-5
1999年3月14日

メーターパネル外す
 新潟の佐藤氏のご好意でやっと手に入ったヘインズマニュアル。さっそくページをめくりながら気になっていたメータの警告灯のランプ切れ治すためメーターパネルを外す。

GSAの場合メーターパネルを外すには

1.メーター上部の一ヶ所とステアリング下のダッシュ左右2ヶ所の上向きのネジを外す。
(写真の矢印部分)

2.左スピーカーグリルとスピーカーを外す。

3.外したスピーカーの穴からメーターパネル裏のスピードメーターケーブルの接続部分のピンを抜く。

4.メーターパネルの上部を手前に倒し、2個所の配線コネクタを抜く。

5.パネル全体をステアリングの内側から手前に引きだす。

 で、警告灯は1.2Vの5mmウェッジ球、燃料計とメインパネルは5Wの10mmウェッジ球、メインのパネルはよくある2本突起の捩じ込み型5Wランプなのが判明。警告パネルの右側も暗いので玉切れかと思ってたのに、パネルの照明は左側からしか照らしてないみたいでガッカリ。その夜は交換ランプ手に入る店も開いてないためメーター外したままに。

中にロウソクでも立てて回り灯籠ボビンメータでもいれるとオシャレかも。


フロントスピーカ交換
 フロントスピーカは純正のPHLIPS製のちゃっちー11cmがついていてちょっとヴォリューム上げるとビビるため、上の作業のついでに交換することに。

ちなみにヘッドユニットはケンウッドの最廉価モデル(購入価格9800円!ドルビーも付いてないのにはビックリ)に先日交換済み。リヤスピーカはBX時代から使ってるBOSEのボックスをリヤトレーにのっけてます。

メーター外れたまま朝4:00までやってるドンキホーテ新宿店で、ボシュマン?製(得体のしれぬ輸入物)を2個セット2840円で調達。フィッティングすると左は何も問題無し。ところが右側はセットしようとすると、奥まで入らない・・・なんかにあたる。確認するとスピーカのコアが大きすぎてスピーカ上のフレッシュエアダクトに干渉してる。ほんの数ミリスペースが足りない。しばらく力技を試みるも挫折。こうなったらダクトのケース側けっずちゃえ(乱暴)と、ダクト外すことに。

 ダクトはフックでとまってるだけなので、スピーカ外した穴からダッシュ裏の部分の左右のフック押さえて引き抜けば外れます。ダクトとスカットルパネルのつなぎ目はスポンジでシールがされていたようですが、経年変化でボロボロ化石状態。
せっかく外したのでトーゼン18年分の埃を洗う。中から葉っぱや泥などいろんなものが出てきます。
 
 外してみるとダクトとスカットルパネルの接続部分の内張がやはり経年変化で歪んでいるようで、ダクト自体がやや下にずれている様子。これなら削らなくても先にスピーカを付けてダクトを差し込めば何とかなりそう。さっそくチャレンジすると結果的にはとりあえず成功。ただしやっぱりちょっとダクトを無理に入れてケースが歪んだせいかフレッシュエアのダイアルがちょっとひっかがり気味に。

 まあ問題ないでしょ。メデタシメデタシと思ってグリルをつけようとすると・・・トホホです。今度はスピーカのツイータ部がベース部分より出っ張っていてグリルのフックが止まらん。いまさら後には引けないので、これはツイータの周囲とグリルにマジックテープ貼ってごまかしちゃいました。

 肝心の音質ですが、それなりでした(笑)。入力上げたときのビビリが収まっただけよしとしてますが、しょせんやわなダッシュボードについてるだけで背面もスカスカですからやっぱスカスカな音です。スピーカいくら良くしてもおそらく変わらない気が・・・。

(後日エンジン回転数によって右ダクト回りからカタカタとノイズでる。やはりスカットル側とのつなぎ目にスポンジ入れたほうがよいかも)

「さー今日はここまで」とエンジンかけようとすると・・・・・・・・次ページへつづく

今回勉強させていただいたこと
●スピーカーは取付スペースを確認してから買いましょう。

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